Origin of a Word

アクアビットの語源

アクアビットの語源は「命の水」

アクアは「水」、ビットが「命」で、語源は「お酒」から来ています。

ウイスキーの語源は、ゲール語のウシュウクベーハ(Uisgebeatha)。「生命の水」という意味です。12世紀にイングランドの王様がアイルランドに攻め込んだ時、蒸留酒をアスキボー(Usquebaugh)と呼んで飲んでいたそうです。これもゲール語が元になっていて、同じく「生命の水」という意味です。

醸造酒を蒸留する際に出来るアルコールも、アクアビテ(Aqua Vitae)=ラテン語で「生命の水」と呼ぶそうです。現在はジン、ウォッカ、ラム、テキーラなど、ホワイトスピリッツ(無色透明のお酒)を総称してアクアビット(AquavitまたはAquabit)と呼んでいます。北欧ではアクアビット(ノルウェーではAquavit、デンマークではAkvavit)という名前のお酒が今も残っています。

なぜこんな名前を付けたかというと、企業にとってお金は「命の水」だからです。ほとんどの企業は銀行や株主など、第三者から「命の水」を貰って生きています。お酒と同様、飲み過ぎると酔っ払って感覚が麻痺しちゃいます。(笑)

ビジネスプランは、極論すれば売上や利益といったお金を司るものです。「命の水のように、お客様に不可欠な存在になりたい。」この名前にはそういう願いも込められています。

現在の会社「アクアビット」を設立する前、同じ名前で投資会社をやっていました。この会社名が案外評判が良くて、一度聞くと大体覚えて貰えました。それで「これはいい名前だ」と、今の会社でも名前はそのまま引き継いでいます。

…お酒の輸入業者ではありません。(笑)

ロゴマークになっている、シンプルな3つの四角形は「三位一体」を意味しています。ただ三位一体は安定の象徴であり、世の中を司る重要な関係はほとんどが三極のバラ
ンスで成り立っていると言われています。実際は「人・金・モノ」「株主・お客様・社員」「天の時・地の利・人の和」など、後で意味は何とでも付けられるだろう…と。(笑)

…パワーポイントの行頭マークとよく間違えられますが、色も配置も違います。(笑)

お酒と同様、「アクアビット」をパートナーとして末永くお付き合いください。

代表取締役 チーフ・ビジネスプランナー 田中 栄